サロン案内

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現在、以前までのレンタルサロンでの営業ではありません。ご予約時に場所のご相談をさせていただきたいと思います。
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わたしたちはすべて、過去に生き、そして現在・未来をも生きる、無限の存在です

過去をもう一度振り返り見つめ直す事で、気持ちのもやが晴れたり、わだかまりが解消する事はよくあります。
お悩みはその人により様々ですが、現在の行き詰まりやこんがらがってしまった気持ちの問題も、セラピーにより視点を変えて見ることで、解決の糸口をつかむ事ができるかもしれません。

そのお手伝いをさせていただければと思います。

(生まれ故郷のプレアデスに帰り、さらに技術をみがいてまいります。☆。.:*・゜

またお会いできる日まで、ごきげんよう!)

 

 

「不機嫌なジーン」

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竹内結子さんが主演のかつてのTVドラマ、「不機嫌なジーン」

TSUTAYAなどレンタルショップで借りられます。

向田邦子賞 受賞作品

 

 

 

「ぼくらの祖国」

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「ぼくらの祖国」

ブログを読みに来てくださった方、ありがとうございます。

 

青山繁晴氏のこの本をぜひ読んでみてください。

 

わたしはクリント・イーストウッド監督が好きで、彼が監督した映画の作品の主立ったものはほとんど観ていますが、中でも「ジャージーボーイズ」と、「硫黄島からの手紙」は心に残りました。(渡辺謙さんが栗林中将役を演じた、イーストウッド監督が日本側の視点から描いた作品の方です)

 

ですので、この本の中の「硫黄島の章」は一番先に読みました。

 

わたしは無知なので、あらためていろいろ学び、深く考えさせられる本となりました。

 

Twitter

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お久しぶりでございます!

 

少し前から、ツイッターにツイートを載せています。

けれども、ほとんど他で見た、「おもしろかった」や、「共感する」や、「ためになる」などの理由の、気に入った記事の引用ですが・・・。

ツイッターは、世界中にいらっしゃる自分のお気に入りの方が発信した情報を、即座に受け取れるのが楽しいですね。

そんな事をいまさら知って、喜んでいます(汗)

 

 レインボー (18)

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『ここのところひんぱんに、妹が向こうの情報をいろいろ調べて、メールで送ってくれます・・・』

みちるさんからそう、僕宛てにメールが届いた。 妹のみのるさんはイギリスに帰って、また父親の元でハイスクールに通っている。

『以前銀林くんが話してくれたように、イギリスでは花やハーブといった植物は生活の大切な一部分で、人々はそれをいろいろな形で上手に暮らしの中に役立てているのですが、それはまた病院などでも利用されていて、日本ではもうおなじみのアロマセラピー用のエッセンシャルオイルや、あなたからいただいた、花の波動を水に転写させたフラワーエッセンスなども、患者さんの心のケアや、実際の現場の治療にも使われているほどだそうです。

人々は自然から得るものをとても大切に考えていて、受け継がれてきたもの、また新たに人の英知となったものも、今の技術の中で大きく貢献、発展しているようです』

 

数日後、みちるさんから、年明け前に退院できるといううれしい知らせの電話があった。 週に一度、彼女に堂々と会える口実がなくなるが、僕も受験の追い込みだ。

「ひとりで自由に行動できるようになったら、夏休みにフィンドホーンに行ってみようと思ってるの。 妹も一緒に行くと言ってるのよ。 いろいろ調べているうちに、自分も興味がわいてきたみたい」

電話の向こうでそう言って、彼女は笑った。 弾むような声からは、彼女が新しい希望にあふれているのがわかる。

「銀林くんが持ってきてくれた花の写真集にのっていた風景のような、丘いっぱいに花の色で描かれた虹も見たいの。 だからあの場所にも、花を訪ねる旅をしようと思っているのよ」

 

 

なんだか喜びの興奮覚めやらなくて、コートを着て夜の散歩に出た。

僕には僕の目標がある。 まずはその目指す目標のスタートラインに立てる事。 そして、古くて新しい様々な方法も取り入れて、訪れる人の痛みをできるだけやわらげてあげられるようなケアをする事。

体が痛めば心が痛む。 だから全体でその人を考えて支えたい。 そんな医療がしたい。 それが今の、僕の夢になった。

ひとりでもできる事から始めたらいい。 難しく考えることじゃないさ。 歩きながら僕は口笛を吹いてみた。

 

 

自分の部屋に戻って来た。 暖房を付けもう一度キッチンに下りて、紅茶の入ったティーポットとふたり分のカップを持って来る。 ついでに缶入りのクッキーも。

窓辺にクリスタルを置こうと思ったら、もうそこにスイがいた。

「おっ、いらっしゃい。 早かったね」

僕の言葉に、お茶目な笑顔でうなずいた。

 

お茶を飲み、マーブル模様のクッキーを食べながら、スイはいつになくおしゃべりだった。 同じ妖精仲間のブラウニーが、油断していると知らない間に後ろにいて、いたずらにわたしの髪をひっぱるだとか、自分が大事にしていた真珠の珠を、パックにとられただとか。

「パックになんて見せてあげるんじゃなかったわ。 返してって言っても知らんぷり」

そう言って口をとんがらせていた。

 

スイにはスイの世界があるのだった。これから先もそこで、彼女の言う『学び』をしながら、きっとまた、どこかで誰かを助けるのだろう・・・。

 

何がどう今までと変化したのかわからなかったが、僕はひとつの・・・寂しい予感を感じていた。

「じゃあ、きょうはこのへんで失礼するわね」

スイの言い方は、僕たちの関係に「またあした」 があるようだった。

「もちろん、また会えるよね?」

思わず口をついて出た僕のその問いに、スイは笑って、

「当たり前じゃない」

と言った。 そして、耳元まで飛んできてささやいた。

「また、お茶とお菓子でおしゃべりしましょう」

そう言って、僕の頬にひとつ小さな口づけをした。

 

そして彼女は、出会った時のように笑顔で手を振って、金色の光の輪の中にかき消えるように見えなくなった。

ふと窓辺を見ると、置いてあったはずのクリスタルが無くなっていた。

 

 

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 レインボー (17)

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3日後の学校帰り、僕はプレゼントを持って病院へと向かった。 それは、街で見つけたかわいい焼き菓子の詰め合わせと、花屋の店先にあった、淡いピンクとブルーの花の小さなブーケだった。

 

ドアをノックする。

返事がない。

あれ、きのうメールで行くと伝えておいて、OKの返事をもらったはずなのに・・・と考えていたら、コツン、コツンと廊下をこちらに向かって来る音がした。 その方に振り向いて驚く!

「すごい! もう歩けるんだね!!」

両脇に松葉杖を挟んでだったが、義足をつけた足で立って、みちるさんは歩いていた! 僕の、たぶんはじけそうにうれしそうな顔を見て、彼女は照れくさそうに笑って言った。

「ちょっと前から、ひとりで売店にも行けるくらいになってたの。 あなたを驚かせたくて、黙っていたのよ」

「やった! ばんざい!!」

その大きな声に、ナース室の看護師さんが首だけ出してこちらをのぞいた。

「すいません」

小声になってあやまる。

「中に入りましょう」

そううながされて、僕たちは彼女の部屋に入った。

 

「ちょっと後ろを向いててね」

そう言われて、そのようにする。

ぎしぎし、と、何かを外すような音。 それからみちるさんはベッドに座ったようで、

「いいわよ」

と声がした。 後ろに向き直り、ハッと息をのんだ。 彼女が切断した方の足を、サポーターを巻いてはいたが直接見せて、もう片方の足と一緒にベッドの上に投げ出して座っていたのだ。

気持ちのふいを突かれて、不覚にも僕は涙ぐんでしまった。

「どうしたのよ、銀林くん」

彼女は僕をなぐさめるようにやさしく言った。 これじゃあ立場が逆じゃないか!

「あなたがいたからきっと、こんなに早く受け入れる事ができたんだと思う。 本当にそう」

彼女の目にも、涙が浮かんでいた。

「お茶でも飲みましょう。 カモミールの」

そう言ってにっこりすると、戸棚の引き出しの中から彼女が取り出したのは、彼女の鉢に咲いたのを陽に当てて干した花だといった。 ガラス瓶の中のそれは、冬の午後の弱い光を透かしてこがね色だった。

部屋の湯沸かしポットは、このごろハーブティーに凝りだした娘に、彼女の母が、すぐにお茶をいれることができるようにと買って来てくれたものなのだという。

 

ティーポットに花を入れ、お湯を注いで待つ間に彼女は言った。

「銀林くん、カモミールの花言葉を知ってる?」

ふいの質問に、そんなこと考えた事もなかった僕は、首を横に振った。

「この花の花言葉はね、『逆境の中の活力』 って、言うんですって」

僕は一瞬、言葉を失ってしまった。 スイの顔がぼんやりと頭に浮かぶ・・・。

 

「それにしても・・・」

と彼女は言った。

「え?」

「それにしてもこのカモミール、本に書いてあったのとは、成長の早さも花の時期もほとんど違うのよね。 こんな種類があったのかしら? 銀林くん、確かお友達に種をもらったと言っていたわよね」

彼女は不思議そうに聞いた。

僕はスイの事を話して良いものかどうか迷った。 そりゃそうだろう。 実は妖精の友達がいます、なんてマジメに言われても、相手は返事のしようがないというものだ。 しかも場合によっては、こちらの頭の中を疑われかねない・・・。

 

だけど・・・、と僕は思った。… 続きを読む