通常の生活の中でも、私たちは、知らないうちに自然な催眠の状態を経験しています。

 

たとえば、夢中になって本を読み、いつしかその世界の中に入り込んでしまって、誰かに名前を呼ばれたのに気がつかないほど夢中になっていた時や、映画などを見ていてやはりその世界に入り込み、登場人物の気持ちと同化してしまって、おもわず涙があふれてしまった時。

あるいは、すごくすっぱい梅干しを口に入れた事を想像して、実際は食べていないのに、思わず口の中がすっぱくなってしまった時。

 

また、帰り道、何か深く考え事をしながら歩いていたのに、気がついたらちゃんと自分の家の前に着いていた・・・などというのも、意識下ではなく無意識の状態で行なった行動であり、一種の催眠状態です。

 

あと、人は誰でも、睡眠に入る前、あるいはその途中にも、催眠と同じような脳の状態を経験すると言われています。

 

ですから、受け手の方が、「自分は絶対に催眠にかからない!」と思っている場合を除き、ほとんどの方が催眠に入れます。